11月13日にワークショップが行われました。
今回は、転校生がやってきた!
どこの?だれが?
それは秘密です。ウフフ
バイリンガル由庵
だけれど日本生まれではないという事だけは確かです。
なので、先生たちはこの転校生に
奄美の”ここ”が素晴らしいということを伝える準備をしておいてください。
とだけ宿題を出しました。
志塾生のなかにはバイリンガルの生徒が1人います。
ロレンス由庵さんです。
彼は英語と日本語が堪能なので今日は通訳として、助手を務めていただきます。
Hide and Seek!
さて、その方をお呼びする前にみんなで「hide and seek!」をやりました。
何だと思います?これは英語版のかくれんぼです。
鬼になる人は30秒数えてReady or not?=もーいーかい? と言って
探し始めます。
これが予想以上に大盛り上がり!!
どんどん見つかって、もうこれで全員見つかったな?
というときにヒゲ先生が全員いるか確認して―!と伝えたところ、、、、
1,2,3,・・・・
「あれ!栄鉄さんがいない!!」となって大騒ぎに。
みんなで栄鉄さんを探しますが全然見つかりません。
ちょっと不安になってきてギブアップよー出てきてー!というと
狭い用具いれのところからひょっこり出てきて、皆びっくり!!
あ~面白かったね。。
ーーーー
転校生登場!
ウォーミングアップも終わったところで早速転校生をみんなで呼んでみましょう!
「ブライマさーん!!」
2階から現れたブライマさんはとてもとても背が高い方でした。
まずはブライマさんのことをたくさん聞いてみます。
ブライマさんはポルトガルの出身。世界地図でどこにあるか確認。
スペインに近い国。何語を話すかな?
どんな町でしょうか。どんなお金を使っているでしょうか。
ブライマさんのルーツはアフリカですがポルトガルは昔奴隷貿易をしていたことがあり、
その時にご先祖がポルトガルにやってきたのだろうということでした。
食べ物も話や、町の雰囲気の話などを写真で説明してくださいます。
ブライマさんはドイツで働いていたこともあり母国語のポルトガル語の他にドイツ語も堪能です。もちろん英語もOKですが日本語はちょっとキビシイのだとか。
とにかく多彩な方で、ミュージシャンでもありデザイナーでもあるブライマさん。
子どもたちの話をたくさん聞いてくれます。
ブライマさんに島のことを伝える
そして、今度は志塾生の番。奄美大島のことをブライマさんに伝えます。
お母さんの仕事でもある泥染めに使うテーチギ液を持ってきてくれた千樂さん。
※いい匂いだね!とブライマさん。ヒゲ先生はホントー?って驚いてます。
奄美の伝統健康飲料「ミキ」を持ってきてくれた慶さん。
※家族が同じような発酵飲料を作っていたよ。おいしい!と飲んでくれました。
その後も、たくさん持ってきたものをどうやってブライマさんに伝えるか班に分かれて話し合ってみました。
言葉では伝えられないので、ジェスチャーや唄を絵画を使って伝えます。
由庵さんも手伝ってくれます。
わかんないけど、わかるみたいなコミュニケーションでどんどん仲良くなっていくブライマさんと子どもたち。
最後は、ブライマさんが鬼のHide and Seek で大盛り上がり。
少しサッカーもしてくださいました。サッカー選手でもあったそうです!
まずは相手を知ることから。そして言葉をつかえなくても、ジェスチャーや絵や音、踊りなどで仲良くなることができると少し自信がついた子供たち。だけど、英語を話せる由庵さんのことをかっこいい!と尊敬のまなざしで見ていました。
ブライマさん、またいつでも放浪館に来てくださいね。
ありがっさまりょうた。
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