- 放浪館管理人
【志塾】第5回 ワークショップ 「自然の色に心を染めよう!」
さて、今回は11/15に行われました第5回目のワークショップについて書かせて頂きます。
今日も最初はイアン先生によるイングリッシュタイムです。
「English Bulldog」といってイアン先生の掛け声ともに、真ん中にいるブルドッグを避けて向こう側まで猛ダッシュ!!する遊び。
ブルドッグ役の子供たちは、腰につけられた布を獲ったら勝ち!!
だんだんヒートアップしてきて、みんな楽しくなってきました。
さあ、今日も1日頑張ろう!
--
奄美大島が誇る「大島紬」はこの島にあるものだけで糸を先に染めてから
模様を織りあげる時間がかかる高級織物です。
放浪館の子供たちは、家族・親戚が紬の職業に就いている子もいて、とても詳しいです。
いつもは糸や布を染めてみるけども、今日は何が染まるのか実験してみよ!
ということで、浜におります。ゴミ拾いも兼ねて染めるもの探しです。
天気も良くて歩くだけで気持ちがいい、放浪館下の浜。
ゴミを拾いながら、サンゴの死骸を拾ったり、木や魚、そし猛毒を持つクラゲ「カツオノエボシ」を実冬が見つけました。触ったら危ないよ~!ってみんな知っていました。
感心ですね。
1時間半ほどみんなで散策して午前中はこれで終了!
ごはんタイム! いつもみんな美味しそうです。
------
お昼ご飯を食べ終わったあと、同じ戸口集落にある「金井工芸」さんへ歩いて向かいます。
こちらは放浪館塾生の「金井直志朗くん」のご家族が経営されている泥染め工房です。
何か知らんけど、旅感でてますね。めちゃ楽しそう!ショーン&まなとは遅れんで~。
さあ!早速染めていきます。
今日の講師は直志朗のお父さん・志人さんです!!

金髪の方が志人さん
金井工芸では泥染めのほか、藍染めもできます。子供たちが持ってきたものどんな感じに染まるかな??
テーチ木染め(シャリンバイという木の煮汁と石灰水を繰り返し揉みこむ)の後、泥田で泥の鉄分と化学反応させて黒という色を定着させます。
一方藍染は、藍という植物を発効させた樽の中に、染めるものをつけこみます。
左から、テーチギ染め 泥染め 藍染め

では、Let's dyeing!!
最後はペアになって、お互いの作品を説明していきます。
みんな、独創的に染め上がりました。魔法の杖を染めてみたショーン。好評でした。
自分のものでは無いものを紹介するとき、ちゃんと良いところを見て紹介するみんな、素敵でした。

泥染がいつまでも島に残りますように!