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【志塾】森へ行こう!

  • 放浪館管理人
  • 1月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月23日

12月1日、森へ行こう!のワークショップが行われました。


放浪館の近く、龍郷町の加世間峠(かしけんとうげ)には、市理原(いちりばる)と呼ばれる森があります。今日は、放浪館を飛び出してこの森を冒険します。


今日は歩きますので、まずはみんなでラジオ体操!

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【野獣先生登場!!】

森の案内人は野獣先生(右)。森のことは知り尽くしています。

先生は龍郷町自然観察の森に生息しています。

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安全についての説明をしてくださっています。

ちゃんと聞いているかな?


優子先生からは、木の実を持ち帰ってきてほしいというミッションが与えられました。


【さっそく森に入ります】


では!いざ森へ。

え?ここから入るの?

ロープを頼りに上にあがっていきます。ワクワク。

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森の道は細いので一列になって進んでいきます。

この道は大きな道路ができる以前は、生活道路として島民が使っていたそうです。



【奄美の森は・・・】


奄美大島の森はほとんどが椎の木で覆われています。

スダジイという種類です。

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木の皮や葉っぱの色で見分け方がわかると教えていただきました。

このスダジイの実を多くの動物が食することによって生態系が保たれています。


今年は実の付きが悪くて、あまり椎の実が見つかりません・・・。

去年の実がいくつか落ちています。



オキナワウロジロガシという木の実はすごく大きくて可愛いのですがこちらも見つかりません。


【じょうごの滝】

森に分け入っていくと、水が流れているところに差し掛かりました。


奄美大島は人が住んでいる部分は海の沿岸部分で、ほとんどが手つかずの森です。

こういった、名もなき小川が無数に存在しています。

こうやって、森から湧き出た栄養豊富な水は海まで流れて、海の生き物にも恵みを与えてくれます。

さて、ここからは本日の最難所「じょうごの滝」に向かいます。

島の言葉で川のことを(ご、又はごう)と呼びます。


滝に向かう道はよく気を付けて歩かないといけません。

野獣先生とヒゲ先生が途中で、子供たちをサポートして滝の下まで誘導します。

スタッフ1名はコケましたが、、子供たちは無事に滝つぼまでたどり着きました。

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おりてみるとひんやりさわやかな場所でした。

ここは島でも有名な滝で、兄妹の伝説があったり焼酎の名前にもなっています


さあ!頑張りました。お昼ごはんです。


【しめころしの木?】


お昼のあとは、さらに歩いて歩いて野獣先生おすすめの場所に向かいます。

ちょっと女子は疲れてきたようです。ガンバレガンバレ!



最後、少し登ったら見えてきました。これはアコウという木です。



近くに寄って見ると、中身がスカスカになっています。

この木は恐ろしい木で、もともとあった樹木に着生して、成長すると気根で親樹をおおい尽し、枯らしてしまうことがあります。ですので、別名:しめころしの木と言われています。

初めてみる木にみんなワクワクしています。


ここで全員で記念撮影!!

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結構な疲れがでている子たちもいましたが、がんばって最後の出口まで歩きましょう!

途中でアカゲラ?が木をつつく音もします。


思ったよりも近くに出口がありました。

あれあれ?随分歩いたと思ったら、入り口から30メートルくらいしか離れていない同じ道路に出てきました。不思議ですね~。



奄美大島は毒蛇のハブがいることもあって。普段は子供たちだけで森に入ることは厳しく止められています。道も分かりにくいので、案内人がいないと本当に危険です。


今日は先生のお陰で、島の森のことがたくさん知れました。ありがっさまありょうた。

いつまでもこのまま残っていてほしいですね。


最後はみんなで感じたことなどを発表して無事に終了!お疲れさまでした!!

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放浪館  ほうろうかん

開館日 月・水・金・土・日曜日 午後1時から午後5時まで

都合により、上記以外の日も休館することがあります。

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